2021年度から始まった大学入試改革の影響で、独学での医学部受験対策が難しいといわれており、医学部予備校を検討する受験生、浪人生が急増しています。
気になるのが医学部予備校の新型コロナウィルス感染対策です。
生徒はもちろん、講師、スタッフ全てが安心して医学部合格を目指すため、各医学部予備校ではどのような新型コロナ拡大防止対策を行っているのでしょうか。
この記事では、医学部予備校が行っている新型コロナ感染対策をくわしく紹介します。
コロナ禍が医学部受験に与えた影響とは
2019年に中国で最初の新型コロナウィルス感染症の患者が報告され、瞬く間に感染が拡大し、パンデミックと呼ばれる世界的な流行になりました。
その後患者は増減を繰り返し、2022年11月現在、第8波に差しかかっているといわれています。
2022年度の医学部受験では、コロナ禍以前と比べると受験者数の減少がみられ、これもコロナ禍の影響であるといわれています。
2023年度の医学部受験についても、新型コロナ感染対策を意識して取り組む必要があるでしょう。
入試改革で医学部予備校をおすすめする理由
2021年度から始まった大学入試改革ですが、2022年度の共通テストでは、平均点が下がった科目が多く、とくに生物と化学は過去最低点、数学も約20点ほど低くなっています。
これは「思考力、判断力、表現力」を評価する大学入試改革の趣旨に基づき変更された出題方式に対応できなかったことが原因とされています。
新たな共通テストの対策はコロナ禍の独学、自習では難しく、出題傾向の徹底的な分析を元に受験対策ができる医学部予備校に通うことが医学部合格への近道であるといえるでしょう。
医学部予備校の新型コロナ感染対策とは
医学部予備校に通うことが、医学部合格の有効な対策ではありますが、気になるのは各医学部予備校の新型コロナウイルス感染対策です。
安心して医学部受験に取り組める環境が整えるため、どのような感染防止対策が実施されているのでしょうか。医学部予備校で実施している新型コロナウイルス感染対策について紹介します。
マスク着用の励行
医学部予備校では、新型コロナウイルス感染対策の為、生徒や講師、スタッフ全員にマスクの着用を励行しており、特に講師とスタッフについては、対面授業でも説明会でもマスクの着用を徹底しています。
この取り組みのおかげで、医学部予備校では、新型コロナウィルスの飛沫による感染の可能性は低いといえるでしょう。
職員と生徒の検温実施
医学部予備校の全ての生徒、職員は、新型コロナ感染対策のため、毎日来校時に予備校に設置された非接触型体温計での検温により健康状態の確認を行い、万が一発熱等の症状がみられる場合には、入館を控えます。
また在校時体調に不安がある生徒に関しては、速やかに保護者に連絡し、メディカルチェックを含め、自宅待機などの適切な対応を行います。
手洗いとうがいの徹底
医学部予備校では、新型コロナ感染対策のために校内に手指消毒液やうがい薬を設置し、全ての生徒、職員に対して、館内に入る場合の手洗いとうがいを徹底しています。
このように医学部予備校では、来校時の検温やマスク着用もあわせて、新型コロナウイルスを持ち込まない、感染防止のための感染対策を実施し、安心して学習に取り組める環境を整えているのです。
換気と消毒の実施
医学部予備校では、校舎内の窓やドアを定期的に開けて換気を行い、安心して授業に取り組めるよう新型コロナ感染対策を行っています。
食堂や教室など、医学部予備校内の共有スペースでは、感染対策としてマスクの着用、換気、アルコールによる消毒もこまめに行っています。
生徒はもちろん、講師もスタッフも新型コロナウイルス感染対策の重要性を認識しているため、とくにお願いしなくても自主的に感染予防対策に協力しています。
適切な距離を保つ
医学部予備校では、授業の時はもちろん、自習時間、また設備内で過ごす時間は適切な距離(ソーシャルディスタンス)を保ち、定期的な換気を行い、可能な限りマスクを着用するなど、生徒もスタッフも新型コロナウイルス感染対策の取り組みを行っています。
教室や食堂で食事をする際も、感染対策のため向き合わずに黙食する、マスクを着用していても適切な距離を保つなど、新型コロナ感染対策を全員が自主的に行っています。
オンライン授業対応
医学部予備校では、感染対策されていても新型コロナウイルスへの不安がある人に対しては、オンライン授業の対応を行っています。
コロナウイルスが収束したら対面授業に切り替えることも可能ですし。
オンライン授業の場合、リアルタイムのライブ授業では生徒から質問するなど双方向でのやり取りが可能ですし、オンデマンドであれば、自分の都合の良い時間に学習することも可能です。(医学部予備校によってはオンデマンドに対応していないスクールもあります)
オンライン授業をおすすめする理由
医学部予備校のオンライン授業をおすすめする理由は、まず通学時間が不要であることが大きいです。通学のために公共交通機関などを利用する場合、どうしてもコロナの感染リスクがあります。
その点、オンライン授業の場合、マスクの着用などの感染対策は不要ですし、学費も抑えられます。
また、どこに住んでいても授業が受けられますから医学部予備校が自宅の近くに無い、授業を受けたい講師が近くにいないという人にもおすすめです。
まとめ
新しい共通テストの対策は、医学部予備校で学習するのがおすすめです。これは、これまでの暗記や詰め込みによる学習では、新しい共通テストに対応することが難しいためです。
医学部予備校では、新型コロナウイルスの感染対策がしっかり実施されていますから、安心して学習に取り組むことができます。
対面での授業が不安な場合は、マスクの着用など感染対策の不要なオンライン授業を利用することもできます。
2023年度の医学部受験では、合格を手にすることができるよう、医学部予備校でしっかり対策しましょう。
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